手術について
白内障手術
2025.04.15更新

白内障とは、加齢により水晶体が濁り、次第に見えにくくなる病気です。白内障手術は濁った水晶体を取り除き、その代わりに眼内レンズを入れる手術です。白内障手術は進歩し、手術中の合併症や術後のえんぢょうの程度も低くなり、国内で年間100万件ほどが行われています。手術は15~20分程度で終了します。
当院では両眼の手術希望の方は、片方の眼の手術を行ったのち1週間あけてもう片方の眼の手術を行っております。
現在は日帰り手術での対応となり、入院は行っておりません。
眼内レンズを入れた後の一定期間、まぶしさを感じたり、違和感があることがありますが、時間が経つにつれて次第に軽減されていきます。
白内障手術以外の治療としては、白内障の進行を遅らせる目薬の点眼しかなく、水晶体の濁りを改善したり、濁りの進行を止める方法はありません。
以前は「白内障の手術は見えなくなるまで待ってから」という考え方もありましたが、見えなくなるまで進んでしまった白内障は手術も難しくなり、手術時間も長くなってしまいます。眼内レンズも進歩し、安全な術式も確立されているので、患者さんの見えづらさやまぶしさの程度などに応じて、早い時期に手術を受けられる方もおります。
ご自身の見え方が気になる方はご相談いただければと思います。
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